非クソゲーを目指して

「これまではFlash Lite1.1でクソゲーを作ってきた。
これからはJavascriptクソゲーをつくる時代。」

とは某有名プレゼンでの一幕。

そしてゲームを直感的につくるライブラリが、たくさんある。
簡単に作れるといっても、それらはあくまで、「プログラミング」を必要とする。
そこで、プログラミングを使用しないレベル(文章のレベル)でゲームを作れるようにしてみた。
sunflower.jsを作って、その上で動作し、簡単な文章でノベルゲームを作成できるようになった。

が、しかし。

いろいろ調べてみると、そういうサイトはたくさんあるのだ。
そして案の定、そのどれも、本当の「クソゲー」の宝庫である。
正直時間のムダともいうほどのクソゲーの宝庫だ。
これはノベルゲームについても言える。
正直時間のムダともいうほど中身なしのノベルゲームが比較的多い。

簡単につくれるようになったのに、これはどういうことだろう。

これはどうやら、

プログラムをせずに、ゲームをつくれる = とにかく労力なしでゲームをつくれる

と勘違いされている結果のように思える。

正確には、

「あまり労力なしにプログラミングを簡略化できる」だけであって、
イラスト、イメージ、レベルデザイン、シナリオ、と、やらなければならないゲーム要素は、
まだまだあるのだ。

本物のクソゲーは、ここらあたりを全く考えていない。

それでいいんだという意見もある。
Javascriptで作るブラウザゲーはあくまで簡単に表現者になるためのスタート地点で、
その先にはもっと深い世界があるので、そこへのスタート地点になればいいという考え方だ。

しかし、Javascriptは単にクソゲーを量産するだけでなく、ちゃんとしたゲームを作れるはずである。

とりあえず、自分で作ったシステムを使って、ちゃんと遊べるゲームをつくろうと思う。
iphoneで動作するレベルで、かつ面白く動作するものが目標だ。

iphoneで動作するという時点で、いろいろなことに制限が出るのだが。

そして次に、非クソゲーを目指して、プログラミング以外の部分も補完するプラットフォームをつくろうと思う。

目標は今月中にプロトタイプ。